逆三角関数の微分 [微積分]
図 y=arcsin x
元の関数y=sinxの微分は知っている。
ですから公式、逆関数の微分
を使います。(証明は教科書等で確認しよう)
だから、
ここでcos yについてわかりやすいよう図形的にみてみましょう。
つまりy=arcsin xにおいてcos yを求めます。
図形はこの通りですね。
yの値域からy≧0に注意して。(グラフを見れば傾きが常に正なのでここからも明らか)
三平方の定理から(もしくは図を使わずにsin^2 θ + cos^2 θ =1から求めてもよい)
ゆえに
以上から、
cos^-1(x)も同様に
これより、
なので
定数(constant)をとります。x=0を代入してもとめると、重要性質
が得られます。次はタンジェント。
y=tan^-1(x) とすると、その微分は、
微分はこれですべて終了。
今度は逆正弦関数と逆正接関数の関係
式で求めてもいいですが上の図から
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