6月6日 「伝奇集」 [日々の記録]
物理、エッセンス問題85~93。電磁気終了。
数学、4問、関数。
「有機化学」2周目。問題1~7。
「古文の読解」P180~200。文法に入り難しくなってきた。
英語は毎日やるべきですね。寝る前に単語を見るとか。明日からもがんばろう!
ボルヘス、「伝奇集」読了。
面白かったー。普通の意味で「面白い」じゃなくて理解できないおもしろさ。注釈の嵐、古今東西の物語の宇宙。読んでて文中わからない固有名詞(注釈あるけどさっぱり・・・)だらけ。こんなにも読んでて何が書いてあるのかわからない小説(?)ははじめて。ボルヘスの知識の膨大さにはぞっとするものがある(小さい頃から屋根裏部屋の数千冊の英書その他で埋まった書庫に入り浸り、7歳で物語を書き、9歳でオスカー・ワイルドの「幸福な王子」を翻訳、発表した!)。内容は一割も理解してないかもしれない、でもところどころにあるideaはおもしろい。「素数の音楽」で有名なマーカス・デュ・ソートイがたしか「数学者の小説家だ」(ボルヘスは「小説家のための小説家」とも言われている)とどこかで書いてあった気がするけど確かに数学に通じるものがある。「バベルの図書館」とか「死とコンパス」とかがそうかも。個人的に面白かった、そして興味深いと思ったのは「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」かな。たぶんWikiにある解説を読んで納得したからかもしれないが・・・。また読んでみたらそのつど新しくわかってくることがあるんだろうなぁとおもう作品。こんなの現代文のテストで出たら「白紙」で出しますよ(笑)。
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